世界最高峰バレエ団の一つ、1つアメリカンバレエシアターは6月30日ミスティ コープランドさんをプリンシパルダンサーにすると発表した。ニューヨークを拠点にその78年の歴史を通して世界トップクラスのダンサーを迎えてきた同バレエ団でアフリカン系アメリカ人の女性がプリンシパルになるのは初めて。コープランドさんは32歳。アメリカンバレエシアターで14年間にわたって在籍8年間はソリストとして活躍していた。最近では白鳥の湖のオデットとオディールを演じ拍手喝采を浴びた。
コープランドさんはアメリカカリフォルニア州のサンペドロ生まれ、家の近くで無料で行われていたバレエクラスで初めてレッスンを受けた。バレエを始めたのは13歳と遅く恵まれない家庭出身で、体つきもバレリーナ向きではありませんでした。しかし持って生まれた才能に、努力を重ね現在の地位をつかみました。
幼い頃からコープランドさんはバレエ団で最も上手くなってプリンシパルを踊るこを願っていたと言う。「その頃恐れていたのは今の私が一流のバレエカンパニーでこのポジションを黒人女性が演じるにはあと20年かかるんじゃないかということでした。」当時を振り返り「もし私がプリンシパルに上がれなかったら人々は私が夢を叶えられなかったと思うことでしょう」と語った。今彼女の明星が高まったことは古い伝統に当てはまらない世界中の若いダンサーのたちにも刺激を与えている。
ミスティは夢を叶えました。そしてまた別の夢を持っています。それは恵まれない子達にクラッシックバレエを踊るチャンスを与える事。
既に人口の多いセンターでバレエを教えられる準備をされているそうです。
素晴らしいですね!
「TIME」紙の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたそうです。
彼女の自伝に基づいたバレエ映画が『ステップアップ』シリーズの製作会社で企画されています。
益々彼女の素晴らしい活躍が期待されます!