YAGP(ユースアメリカグランプリ)2016日本予選

11/18~22
尼崎アルカイックホールで行わた
YAGP(ユースアメリカグランプリ)日本予選。

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アメリカをはじめ世界有数のダンススクールで奨学生として学ぶ機会を与えるアメリカで唯一のバレエコンクールです。このコンクールは毎年ニューヨークで開催され国籍を問わず9〜19歳のダンスを学ぶ生徒を対象としています。
若いダンサー達が教育を受け、プロとして活躍するためのこの上ない機会を与えるために1999年に創設されプロのダンサーになるための足がかりとなっています。

YAGP(ユース・アメリカ・グランプリ)ホームページより引用)

 

image日本予選でも海外で著名なスクールの校長、マスター教師のワークショップ、そしてその方々の審査員で審査されアドバイス、点数付きのジャッジシートが貰える。

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今年も様々な部門の中
今回永井涼花がジュニア部門で出場しました。ジュニア部門だけで
約300人出場し、決戦に残れたのは僅か53人。その残れた女子達はコンクール入賞歴のある女子達が殆ど。ましてや残れなかった女子達の多くも入賞歴のある子達。

あまりにも周りの女子達がインパクトありすぎて、自信があり堂々として踊る中、
永井涼花の踊りを客席から観た私はノーブル過ぎるのか、色で言えば
白過ぎて
今にも溶けて無くなる様な踊りに観えました。笑
ハイ!決戦には残れませんでしたが審査員の合計点数は予想していたよりも高く(通過した53人の点数は一体どれ位なのか?かなり高い?)アドバイスも昨年より褒めて下さり更なる目的に向かって前向きに考えたいと思いました。
ただ……
やはりターンアウトにチェックが
苦笑

日本人の股関節の可動範囲が全体的にどれ位なのかきっと著名な外国人教師は知ったこっちゃないんでしょうね〜〜苦笑 苦笑 苦笑

未だ未だ若いので課題は沢山あった方が良い!ただ決してコンクールダンサーにだけは決してなって欲しく無いし………いえ!絶対にならせない‼︎し、本人も同じ意見。以前ブログ「コンクールについて思うこと」にも同じ様な事が書いています。

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(永井涼花  コンクールレッスン時より。)

そして………

21日のPC部門(9~~11歳)の女子決戦全員観ました。
あくまでも一個人の感想として
先ず脚のラインが綺麗な子達ばかり、足の甲が元々ある、もしくは綺麗に伸びて条件的には良く見える子達。股関節からターンアウトしてるかどうかは審査されているのか?(これは少し疑問に感じる。)そして元々足がシッカリしているか、かなり鍛えられてガッチリした脚。(他の部門でも同じ。)
そして
9.10.11歳らしいこちら側から観ても好感が持てる,言わば子供しか出せない可愛い初々しい踊りの女子から(私の好みかもしれませんね)
日本で言えば美空ひばりのような、人生全て知り尽くした様な安定感のあるテクニックのある踊りの女子(苦笑)
本当にしっかりと踊っているがコンクールで踊るバリエーションは殆んどが主役の踊り。かなりのテクニックや表現力が必要なのです。それを悠々と踊りこなしている事に他のコンクールでも同じ事が言えますが
この年齢から皆、自分が踊ったバリエーションの作品の役の解釈はどのように理解して踊っているのか?(知りたい)
そして元々持っているオーラのある品のある踊りの女子………とレベル的には大人顔負けの様な、私吃驚、彼女達の10年後を見てみたい等未だ未だたくさん感想はありますが………。

本当に
様々でした。
正に審査員も好みだと思います。

ジュニア部門ワークショップでも
教師達の感覚(フィーリング)でわかる注意の言葉、
様々な子達の体を見れ良し悪しを感じ私自身とても勉強になりました。

今回のコンクールの為に挑んだ若者達はコツコツと日々懸命に練習し、努力し、どれほど力を注いだ事でしょう。一般では
ちょうど10代ならば食欲の華が咲きオシャレに関心を持ち、ショッピングや学校の友達と遊びに出掛けたい年頃。
それでも自分の最大の目的に向かい挑んだ結果は決して無駄では無いし、どれだけ自身が頑張って打ち込めたかが重要であり、後々どの分野に行っても強い人間になり素晴らしい結果になるだろうとと思いながら今後、今回集った若者達が希望に輝いた未来の道を切り開いていって欲しいと強く願う期間でした。

次回は母としての立場から見た永井涼花に対するブログを書こうと思います。

 

解剖学 体のメンテナンス そして 読書

先月末、日帰りで神奈川に。

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現役の頃から
長年に渡り絶対的な信頼を得ている知る人ぞ知る身体のケアをして下さる先生の所に解剖学、身体のメンテナンスに伺って参りました。(何時も生徒の身体の事で相談すると直ぐ様納得の行く説明と回答をして下さりとても感謝しています)

指導者として解剖学はとても必要ですしこれからもずっと学びたいですね。

治療院の直ぐご近所のイタリア庭園。時々癒されてます。

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そして、その往復の間に読んだ今❗️バレエをされている若い方々の話題の本。……らしいです。笑

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1日で読めました。(読みやすい)

よろしければお読みになられて下さい。(別件ですが今、東野圭吾にはまっています)

黒人のバレリーナ。戦争孤児として
映画「ファーストポジション」に出て有名になったミケーラ、デプリンス。
彼女の半生を描いた自伝の本。
前半は想像を絶する程の凄まじい戦争の模様が書かれ、両親の死、孤児院に入る……

あるきっかけで
バレエの存在を知り後半では
幸運にもアメリカで素晴らしい養子縁組に引き取られ
夢であったバレエの道に進む事が出来た。

本を読んで簡単な感想としては
彼女のバレリーナになるまでの波乱万丈の人生は凄まじいものでよくぞここまでと!感心しましたが
私は彼女を養女として引き取った
アメリカの義母にとても感動しました!
偉大なる寛大な心!
なかなか真似の出来る事では無いと思いました。
私も彼女の様に少しでも近づけれるように………と改めて
生徒達により一層慈愛の心で接したいと
思いました。
(今までも異常な程生徒達を愛してますが…)笑

 

苫野美亜先生 コンテンポラリークラス

すっかり秋ですね。
スタジオ近くの西宮夙川沿いの木々も綺麗な秋色に染まってきています。

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お天気も快晴!

空を見ると何だかホッとしますね。  笑

 

昨日
スタジオにて
苫野美亜先生をお招きして
中高生対象の
コンテンポラリーのクラスをして頂きました。
美亜先生とは
大分前からのお知り合い。
何人かの生徒達は
美亜先生のクラス受講経験していましたが
ずーっとスタジオでお願いしたくてこの度念願叶いました。

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と〜っても内容の良いクラスで
重力、空間、
溢れ出す個々の想像力、自分で考える力等、多数……
この様な時期から
バレエ以外に
違う観点から踊りを通して
想像力豊かになる事で
人間の幅が広がるだろうと確信致しました。
美亜先生のご指導法も
私と通づるものがあり
共感を得る事も出来ました。今回残念ながら参加出来なかった生徒さんたちも次回は必ず!

絶対に楽しめるはずです!

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何よりも美亜先生のチャーミングで笑顔、一生懸命生徒を指導されているお姿に
お人柄の良さが滲み出ていて
皆生徒達は恥ずかしがる事無く
すんなりと入り
楽しいクラスで
あっと言う間の2時間でした!

これを機に定期的に又
お願いする事にさせて頂きました!

クラス後皆で写真撮影

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本当はこんなに弾けてました!笑‼︎

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苫野美亜先生 のプロフィール

4才より、山口けい子バレエスクールにてクラシックバレエを始める。山口けい子に師事。
95年、山本禮子バレエ団附属研究所に入所。関田和代に師事。
97年、常磐高等学校バレエ科入学。
卒業後、山本禮子バレエ団に入団。
02年NBA全国バレエコンクールシニアの部第2位受賞。
04年の退団まで、バレエ団の全公演に出演。

「NDT-キリアンフェスティバル2002」への出演を機に、コンテンポラリーに興味を持つ。
以後、クラシックバレエとコンテンポラリー両方の活動を行う。
佐藤宏、鈴木稔、佐藤知子、島崎徹、森優貴等の作品に出演。

07年より、中村恩恵主宰「Dance Sanga」に所属。
中村恩恵作品「Symphoney of sorrowful Songs」 「The Well-Tempered」「ROSE WINDOW」などを踊る。
11年、ダンスサンガ・カマラード公演「Songs of Innocence and of Experience(無心と体得のうた)」に出演。

中村恩恵作品の振付アシスタントやコーチングも数多く務める。