先日久しぶりに「ミツヴァ」のクラスを受講して参りました。数年前にご縁に恵まれ村越直子先生に初めて教わり 今までにない体の心地よい感覚が感じられ体がスーツと抜けて凝り固まっていた筋肉がゆるゆると緩められたようなとても良いクラスが忘れられず、今回は坪田ちひろ先生に習い又新たにこのテクニックは体に良いと改めて感じさせられました。 このエクササイズを通してバレエの指導にもに是非取り入れて繋げていきたいと思いました。
☆ミツヴァ☆
www.betterposture.ca/what_is_mitzvah.htm (参照)
このテクニックの創始者で、イスラエル人のネヘミア・コーヘン氏は、1970年代にカナダのトロントにアレクサンダーテクニックの教師として、センターを開業しました。彼は、ダンサー達の怪我や、幼児の体の使い方、また砂漠に住む遊牧民を観察するなど、長年の研究の結果、骨盤と背骨の間に働く力の相互関係を発見し、これを(ミツヴァのメカニズムと名付けました。 ☆ミツヴァテクニック☆ ミツヴァがうまく起動すると、骨盤、脊柱、頭が上に向かって波打つ動的な状態が作り出されます。そして体は重力に対して必要最小限の緊張度合いで常にバランスをとりながら、調整を繰り返すことを習得していきます。 *「ミツヴァ」とはヘブライ語で「自分のした良い行いが自分に返ってくる」という意味。 日常の単純な動作から専門的な動きまで、体の使い方を見直すことによって、より楽に合理的に体を動かすことを学習します。誰もが生まれ持った体の防衛機能をミツヴァを利用して活発に働かせて、様々な理由からもたらされる筋肉の緊張を調整する方法を習得します。 練習法は極めてシンプルで、特別な設備や道具も要りません。エクササイズは、腰掛ける、立つ、歩くといった単純な動きから構成されています。 レッスンは、(1)指導者が両手を使って体の使い方を調整、誘導すること、(2)教えられたエクササイズを自分で練習すること、(3)横になりリラックスした状態で指導者が体を操作していくこと、この3つを組み合わせながら、ミツヴァが機能するように体を再教育していきます。
☆村越直子先生プロフィール☆ ミツヴァ・テクニック認定講師 トロント・ダンス・シアター団員としてカナダ国内外での公演活動の後、2000年よりフリーのダンサー・コレオグラファーとしての活動と併せてヨーク大学芸術学部ダンス学科(トロント・カナダ)で後進の指導を始める。 2003年より制作に加わった劇団Volcanoのサウンドポエトリー、ダンス、アニメーションを融合したアバンギャルドな作品「Four Horsemen Project」はDora Mavor Moore賞4部門で最優秀賞受賞、カナダ国内およびヨーロッパで好評を博す。 現在武庫川女子大学健康・スポーツ科学科講師。神戸女学院大学舞踊専攻非常勤講師。 1988年トロント生活開始直後に偶然的・必然的にミツヴァ・テクニックに出会い、自己のコンディショニングに地味に役立てながらダンス・トレーニングや 公演活動に専念。2001年より本格的に岡部俊江に師事し、認定教師の資格を取得。ダンスとSomatic Workの相互関係に強く関心を持ち、ダンス指導に役立てている。 2012年芦屋市でミツヴァ・テクニックのレッスンを開始。 居住地域 : 兵庫県芦屋市 活動経歴 グループレッスン指導 ミツヴァ・テクニック・ダウンタウンスタジオ(トロント) 授業アシスタント トロント大学ハートハウス(トロント) 日本ミツヴァ・テクニック研究会ワークショップ(東京) ミツヴァ・テクニック特別ワークショップ 働く婦人の家(福島) 神戸女学院大学めぐみ会 講演会(西宮) 神戸女学院大学音楽学部 公開講座(西宮) Dance and Media Japan ワークショップ(東京) 吉田光江バレエスタジオにてワークショップ(札幌) バレエ・ノア 高崎バレエスタジオにてワークショップ(高崎) その他
☆坪田ちひろ先生プロフィール☆ ミツヴァ・テクニック認定講師 理学療法士 5歳よりクラシックバレエを始める。12歳の時、国立バレエスタジオにてダンサーの身体のケアと質の向上のために取り入れられたミツヴァ・テクニックと出会う。思春期に入り腰と股関節を痛め踊りにも支障をきたしはじめるが、ミツヴァを通して、自身の身体の変化や心身の相関関係を体感。理学療法士の資格取得後、カナダへ留学。 3年間の教師養成コースを終え、カナダで教える。 帰国後はダンサーとして復帰しながら、神戸・大阪・京都でのレッスンや東京の指導者養成コースなどでミツヴァ・テクニックの普及に努めている。