今回のブログは
康孝先生です。
毎回当スタジオの発表会のプログラム最後のページに
「康孝の独り言」と題してつぶやいています。
今回はそのような少し似たようなタイプのブログになっておりますので宜しければ
どうか 、緩〜〜くお読み頂けると幸いです。
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こんちは、康孝です。
東京バレエ団の「海賊」を観に行きました。
前回は、世界バレエフェスティバルで子供たちを出演させて頂いたから、
「どーもすいません、よろしくお願いします〜っ」みたいな態度だったが、今回はSS席をかなり多数スタジオの皆さんが買って下さったから、状況が違う。
「おーワシや永井や、知らん奴はおらんやろ。フェスにも出とったし。今日は、レッスンを見学させてもらうで、これは楽屋見舞いや、女子達には3時間並ばなあ手に入らん巷ではかなり有名になっている洋菓子店「ミッシェルバッハ」のクッキーや、男性にはビールやから、帰りの新幹線で飲まんかい。」まるでチンピラである。
芸術監督の斉藤さんを見つけるや、「おはよう、俺、何幕に出れば良いの?スカラ座の衣装だから、早く合わせたいし。」と、言いたい放題である。
はいはいと、ミストレスの佐野さんに「着替えたいから楽屋から出て行って。」と言われ、スゴスゴと生徒たちを迎えに行く。
皆んなは、バレエ団のレッスンを見学して、興奮気味だが、私としてはつまらないのだ。だって、僕が毎日やっている事だし、注意も一緒だから。
さて、公演の感想ですが、物語としては、ジゼルや眠りの様なドラマチックさが無く、作品としては、花園のシーン以外は華やかさが無いのですが、流石プティパ!一幕からストーリーの貧困さを上回るバリエーションの連発で、観る人を飽きさせない構成になっていました。
東京バレエ団のダンサーも今では海外のバレエ団の方に引けを取らないスタイルとテクニックを披露してくれました。
30年前、私が在籍していた頃とは、時代というか、次元が違います。僕が今二十歳でも、東京バレエ団のオーディションに合格する事は、出来ないかな〜。
これからも東京バレエ団があまり日本では上演されて無い様な作品を手掛けて観せてくれたら良いなと思いました。